戦いのシンバル

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読書の鉄人~「知の越境力」×「地図で楽しむすごい宮城」

今日も書きます、読書の鉄人。
 
本日出でたる2冊は、こちら!
 
「知の越境法 『質問力』を磨く」著・池上彰
 
VS
 
「地図で楽しむすごい宮城」著・都道府県研究会
 
今回も全く異なる2冊の本・・・ここからどんな共通項が見出されるでしょうか?
 
それでは1冊目から見て行きましょう!
 
 

 1冊目 知の越境法 「質問力」を磨く

 

 

知の越境法 「質問力」を磨く (光文社新書)

知の越境法 「質問力」を磨く (光文社新書)

 

 

池上彰さんと言えば、誰もが知るニュース解説者ですよね。
 
いろんな難しいニュースをわかりやすく解説してくれることで、テレビに出ない日はないくらいの人気キャスターです。
 
また、鋭い質問力を持つことでも知られています。
 
ある選挙番組では、政治家に向かって
 
「自分が汚れてしまったな、と思うときはありませんか?」
 
と質問しているのを見たことがあります。
 
聞きにくいことでもズバッと聞く。
 
そしてそこで得た情報をもとにわかりやすい解説を作る。
 
なぜ池上さんはこうした質問力を身に着けることができたのでしょうか?
 
本書の中で、池上さんはこういう言葉を引用して述べています。
 
「愚かな質問はない。あるのは愚かな答えがあるだけだ」
 
どんな簡単な質問にも、本質的な部分が隠されているもの。
 
その本質にこたえられないのであれば、「馬鹿な質問をするな」と言っても説得力がありません。
 
むしろ自分の理解力不足を隠そうとしているかのように見えるでしょう。
 
世の中のニュースは、難しい言葉でも「これくらい知っているでしょう?」というような調子でメディアも取り扱っているような傾向があります。
 
たとえば日中貿易摩擦。互いに関税を上げ合って経済戦争の様相を呈してきています。
 
ここでみなさんにお聞きしたいのです。
 
関税とは何ですか?
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
すぱっと答えられた方、それを小学生にもわかるように説明できますか?
 
Wikipedia にはこのような説明がなされています。
 
「関税とは、広義には国境または国内の特定の地域を通過する物品に対して課される税。」
 
 
これだけでストンとわかる人はどれくらいいるでしょうか?
 
 
またなぜそうした税が必要なのでしょうか?
 
 
いろいろ疑問が出てきますよね。
 
今の時代はググれば答えが調べられそうですが、Wikipediaのように解答そのものが難しかったりする場合も多いです。
 
 
そんなときに周りから、「日中貿易摩擦ってなんで起こってるんだろう」なんていう話しが出たときに、皆さんはすらすら答えられますか?
 
 
適当にお茶を濁してわかったふりをすることはありませんか?
 
 
そういうときこそ、この質問力が役に立ちます。
 
 
そんなときは相手に聞いてしまえばいいのです。
 
 
「関税って、どうして存在するんだろうね?」
 
 
相手からわかりやすい答えを引き出せたら占めたもの。それがどう米中関係に響いているのかまで聞き出せれば、そこで得た情報はあなたオリジナルの物です。
 
 
ぜひそれを機に賢くなってしまいましょう。
 
 
もし「そんな簡単なことも分からないの?」のような態度を取られたら、池上さん張りにこう切り返してしまいましょう。
 
 
「あなたは簡単に答えられるのですか?」
 
 
この場合でも相手から答えを引き出すことができます。そういう相手に限ってお茶を濁そうとすることがあるので、「それはどういうことですか?」と追及の手を緩めず聞きましょう。
 
 
こうした池上さん流の質問力の源泉は、彼自身の記者としての勤務経験から来ているものでした。
 
 
池上さんはキャスターになるまでに、実に様々な記者経験を経ています。
 
 
地方局での勤務を皮切りに、通信部、社会部、警察、そして消費者問題を遊軍記者へ。
 
異動の多い記者でも、これだけ分野をまたがった移動を繰り返すことは珍しいそうです。
 
そんなふうに分野の越境を繰り返すうちに、池上さんはある分野を客観的に見る姿勢が培われたそうです。
 
そうした姿勢が身に付くうちに、「わからないところをわからない」と把握する力が付き、質問力が付いて行ったとのこと。
 
越境することで、質問力が付く。意外な視点からの質問力向上法ですね。
 

 2冊目 地図で楽しむすごい宮城

 

 

地図で楽しむすごい宮城

地図で楽しむすごい宮城

 

 

 
宮城県と言えば、皆さんはどんなことを思い浮かべますか?
 
牛タン、ずんだ餅、七夕、松島、伊達政宗、被災地、・・・・。
 
いろんなイメージがあるかと思います。
 
そんな宮城県を、地図という観点から観察したのがこの本です。
 
全75章の観点から、宮城県を俯瞰したこの本。
 
宮城県への網羅性の高い内容で、宮城県にはこんな一面があったのかと驚かされます。
 
私は宮城県出身ですが、それでも多くの学びを得ることができました。
 
中でも一番インパクトのあったものが、涌谷(わくや)の砂金の話です。
 
宮城県和久屋町という小さな町があるのですが、そこでは砂金が取れることで有名でした。
 
奈良時代聖武天皇東大寺の大仏を建立しようとしていたときのこと。
 
そのときに使う金箔は朝鮮半島などから輸入していたのですが、その費用がかさんでいき財政を圧迫するようになりました。
 
そのときに涌谷で取れた砂金13kgを献上したところ、これが天皇に大いに喜ばれ、大仏を造立することができたのでした。
 
天皇はこの時喜びのあまり、大赦などの政策の他に元号まで変えてしまうほどでした。
 
日本が「黄金の国ジパング」と世界で噂になっていた時期がありました。
 
マルコポーロの「東方見聞録」でそのように記され、世界に衝撃を与えました。
 
その「黄金の国」を言われるゆえんとなったと考えられているのが、平泉の中尊寺金色堂です。
 
この中尊寺金色堂で使われた金箔は、東北各地で採掘された金から作られたと考えられています。
 
こうした「黄金の国ジパング」と呼ばれるほどのゴールドラッシュの先駆けとなったのが、宮城県涌谷町というのは歴史的に見ても大きな事件だったと思います。
 

 伊達政宗の越境力

 
さて、この2冊からどのようなことが浮かび上がってくるでしょうか?
 
僕は、この2冊に伊達政宗の越境力を見る事ができました。
 
伊達政宗は戦国時代末期に東北地方南部を統一し、江戸時代に入ってからは現在の仙台の礎を築いた初代仙台藩主です。
 
若き日々は戦に明け暮れた政宗ですが、秀吉の天下統一が進むと自らの天下取りの可能性が薄くなってきました。
 
秀吉に臣従した後は、政宗は宮城を離れていろいろなところに行きました。
 
京都、九州、朝鮮・・・江戸幕府が成ったあとには江戸にも住むことがありました。
 
そのなかでも京都にいたときの経験は仙台の街づくりにも生かすことができました。
 
政宗が仙台に移ったのは関ヶ原の戦いが終わって間もないころ。
 
当時の仙台(当時は千代と言いました)はまだ人もあまりいない寂しいところでした。
 
政宗はこの仙台を京都のように碁盤目状の街づくりをします。
 
武家屋敷には果樹を植えさせ、家臣たちにはなるべく自給自足をさせました。
 
この樹を植えるというのが盛んになって、仙台は杜の都と呼ばれるようになっています。
 
政宗は宮城が津波に見舞われる危険があることを考え、城と城下町を海岸から離れた丘陵地帯に立てました。
 
しかし高台に街を作ったため、水の供給が大きな問題になりました。
 
そこで政宗が作ったのが四ツ谷用水です。
 
城から広瀬川の上流へ5kmほど離れた所から樋を渡し、碁盤目状の街に水を引くという大工事を敢行しました。
 
この結果、街は水に困ることは無くなりました。
 
この四ツ谷用水、先の大震災の時にも役立ちました。
 
震災で断水した時も。この四ツ谷用水の井戸から水を供給することができたのです。
 
政宗の慧眼は素晴らしいですね!
 

 まとめ

 
 
伊達政宗と言えば戦国武将としての華々しい活躍が有名ですが、全国各地へ行った時の経験が為政者としての手腕に役立ったことがうかがえます。
 
ちょうど池上さんが部署を越境したことで腕を磨いたように。
 
このことから、本筋を外れてあちこちへと流されても、そこでしっかり経験を積めば大きなプラスとなって自分に還元されていくさまが分かりますね。
 
長い人生、僕もいろんなことをやりながら自分の成長を楽しんでいきたいと思います☆
 
 
 
 
 

「読書の鉄人」~本と本を「掛け算」する。

突然ですが、みなさんは「料理の鉄人」という番組をご存じでしょうか?

 

鉄壁の料理技術を誇る和洋中の「料理の鉄人」たちに、腕に自信のある料理人たちが挑戦するというこの番組。

 

もう20年近く前の番組ですが、僕はこの番組が好きでした。

 

場に厳粛な雰囲気を与える鹿賀丈史のスピーチ。

 

挑戦者と鉄人の間に繰り広げられるヒリヒリした展開の味勝負。

 

各調理場をカメラがせわしなく周り、目まぐるしく様相を変えていく二人の調理場。

 

挑戦者にも鉄人にも辛口なことを言う審査員たち。

 

エンドロール中に判定を待つときのあのBGM。

 

判定とともにきっちりと終わる番組。

 

どれひとつとっても切れ味のある番組でした。

 

YOUTUBEで当時の番組を見て、「こういう番組がまたあればいいのになぁ」と思いました。

 

すると、「ないなら自分で作ればいいか!」と思い立ちました(笑)

 

もちろん料理の経験があまりない僕にはその分野についてできることはないかもしれませんが、これが本ならどうでしょう?

 

僕もとびきりの読書家というわけでもないのですが、今年は年間100冊の読書にチャレンジしているところです。

 

料理よりは分がありそうです。

 

料理の鉄人は挑戦者VS鉄人という2人の対決になっていますが、僕はここで2冊の本を紹介する形にしたいと思います。

 

名付けて、「読書の鉄人」!

 

では実際にどのように「読書の鉄人」をブログとして展開していくのか、実例を交えながらお話ししていきたいと思います。

 

目次

 

 

 「読書の鉄人」とは??

 

 本の取り上げ方

 

「読書の鉄人」では、2冊の本を取り上げて紹介します。

 

ただし、2冊の一騎打ち・・・というわけではありません。

 

ここで取り上げる2冊はそもそも分野が違う場合もあり(小説とビジネス書、というように)、優劣を決めるべきものではありません。

 

そもそも僕ごときのものが筆者が渾身の気持ちで書いたものについて優劣を判断するなど、僭越な気もするのです(´・ω・`)

 

2冊について対決させるのではなく、2冊を並べることでどういった共通項が見つけ出せるか、どういう相乗効果が見込めるかを考えていく場としたいです。

 

たとえ全く論旨の違う2冊だったとしても、一つの問題について異なる見方が存在することをこのブログを通して明示することができるかと。

 

いわば本同士を掛け算する・・・といったイメージです。

 

 書評ブログとは違う?

 

書評ブログを書こうとすると、1冊について書くのが普通だと思います。

 

しかし僕はこのブログにおいて3000字近く書くつもりでいるのですが、1冊についてその字数を費やそうとすると、結局ネタバレになってしまう心配があるのです(笑)

 

深く書いてくるつもりが、つい核心に触れてしまいネタバレとなってしまう。

 

それではせっかくの読者さんの本を読む機会を奪ってしまうことになりかねません。

 

そこで2冊取り上げて掛け算することで、ネタバレにならない程度でそれぞれの本のエッセンスを掛け合わせる。

 

そうすることでお互いの本の価値が比較することでより輝いて見える。

 

そんな実験的なやり方で本を紹介していきたいと思います。

 

 1冊目 「マンガで身につく 多動力」

 

 

マンガで身につく 多動力 (NewsPicks Comic)

マンガで身につく 多動力 (NewsPicks Comic)

 

かつてはライブドアを中心に世間を賑わせたホリエモンこと堀江貴文さん。

 

収監されたのちも活動を続け、服役後も非常に多岐にわたる事業を展開しています。

 

宇宙事業、医療事業、サロン運営、メディア出演、イベント開催、投資・・・。

 

これだけたくさんのことを動かせる力、それが本書のテーマである「多動力」です。

 

もともとは活字の本から出発したのですが、まもなく 漫画版も出ました。

 

漫画の主人公は普通のサラリーマン。

 

あるとき突然会社のビルごと無人島に飛ばされます。

 

皆が動揺する中、上司は「とりあえず仕事しろ」と指示をし、主人公も疑問を抱きながら普段と同じようにコピーをとろうとします。

 

しかし、そのコピー機を解体している人がいました。

 

それが主人公の会社の先輩・堀口康文。

 

堀江さんをモデルにしているこの人物、会社では桁外れの成績を上げる一方、会社では変わり者扱いされ敬遠される存在でした。

 

行き場のない気持ちを抱えながらコピーをとる主人公に対し、堀口先輩はその資料を取り上げビリビリに破きます。

 

唖然とする主人公。

 

堀口先輩は言います。

 

「こんなコピーに意味があると思うのか。俺は会社での実績を使って、100以上のプロジェクトを回してるぞ。」

 

「一つの仕事をコツコツとやる時代は終わったんだ。」

 

「三つの肩書を持ってみろ」

 

「お前の価値は1万倍になる」

 

堀江さんならではの破天荒な言葉。

 

エキサイティングですね。

 

でも肩書を3つも持つなんて大変そうな気がしませんか?

 

どうしたらそんなにたくさんのことができるようになるのでしょうか?

 

それを解き明かすには、これからお話しする2冊目の本に言及するとより答えが鮮明になることと思います。

 

 2冊目 「マンガでよくわかるエッセンシャル思考」

 

マンガでよくわかるエッセンシャル思考

マンガでよくわかるエッセンシャル思考

  • 作者: グレッグ・マキューン,星井博文=シナリオ制作,サノマリナ=作画,?橋璃子
  • 出版社/メーカー: かんき出版
  • 発売日: 2017/03/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る
 

 1冊目に続き、2冊目も「マンガでわかる」シリーズです。

 

主人公は小学校の女性教師。

 

毎日仕事に追われて好きなこともできない状態です。

 

ある日同窓会で幼馴染だった前沢塁と再会します。

 

海外のコンサルタント会社で活躍する前沢は、主人公にこう問いかけます。

 

「好きなことだけやってる?」

 

目の前の仕事に追われて好きなことだけなんてやってられない、そんなふうにこぼす主人公。

 

しかし前沢はそんな主人公の発言を一蹴するかのような言葉を放ちます。

 

「断ればいいじゃん」

 

それを聞いた主人公は怒って「そんなことできるわけないじゃん!」と立ち上がります。

 

しかし前沢は涼しい顔。

 

彼はこう続けます。

 

「実は俺も一年前までは平均睡眠時間3時間で仕事をしていたんだ」

 

「取引先が海外だったから飛び回っていた」

 

「そんな時偶然ある男性が隣に座ってね。寝る間を惜しんで仕事をしている俺に1冊の本をくれた」

 

「それが『エッセンシャル思考』との出会いだったんだ」

 

・・・自分と同じか、それ以上の激務をしていた前沢。

 

しかしそう淡々と話す前沢の表情には、疲れた様子はありません。

 

不思議に思う主人公。「何が書いてあったの?」と問いかけます。

 

前沢は答えます。

 

「99%の無駄を捨て、1%に集中する方法さ」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

ここまで取り上げた2冊、内容が反対に見えると思いませんか?

 

「多動力」はたくさんの事を動かすこと。

 

「エッセンシャル思考」は1%に集中すること。

 

一見すると相いれない関係のように見えます。

 

しかしこの2冊の主張、実は根が同じなのです。

 

 多動と集中

 

まずは「多動力」から見て行きましょう。

 

多動力の根幹にあるのは、「いかに無駄を排除するか」という考え方です。

 

さきほどの例に挙げたようなコピー取り。

 

これをみた堀口先輩は「こんなもんメールか口頭で十分だろ」と切り捨てます。

 

これを先頭に、「多動力」ではさまざまなものを「無駄」として排除します。

 

「寿司屋の修行なんて意味がない」

 

「99%の会議は無駄」

 

「電話をかけてくる人間とは仕事をするな」

 

「おかしな奴と付き合う時間は無駄」

 

「経費計算を自分でやるサラリーマンは出世しない」

 

修行、会議、電話、会社での人付き合い、経費計算・・・どれも社会で生きていくには必要そうに見えますが、「多動力」ではこれらを一切無駄と主張します。

 

中でも寿司屋の修行のケースはかなり説得力がありました。

 

寿司職人になるには寿司屋に弟子入りして修行をするのが通常のルートして考えられてきました。

 

「飯炊き3年握り8年」と言われ、10年近く修行してからやっと独立が許されるような世界です。

 

それだけ大変な業界なんだなぁと思いがちですが、この常識を破ったお店が現れました。

 

大阪にある「鮨 千陽(ちあき)」です。

 

このお店は調理師学校で寿司の勉強をした人が開いたお店でした。

 

その勉強期間は3か月。

 

10年以上が修行の常識と考えられてきたこの寿司職人の世界では、とても短い期間での独立です。

 

当初は「業界を舐めている」との批判も多くありました。

 

しかし千陽はここから快進撃を始めました。

 

なんと「ミシュランガイド 京都・大阪」に3年連続で掲載されたのです。

 

日本を代表する食どころとして知られる大阪で、通常の修行期間では考えられないようなスピードで出店した千陽がミシュランに乗ったことは大きな衝撃を与えました。

 

もちろん長い修行を積み重ねて大きな成果を出す人も多いと思います。

 

一方で「実戦こそ最高の修行」とばかりに早くに現場に立ってお客さんに向き合う千陽の存在は、「『大切なこと』に集中出来ているか?」を私たちに問いかけているかのように見えます。

 

「多動力」とは、無駄を排し、早く結果を出すことと言えそうですね。

 

 

では「エッセンシャル思考」ではどうでしょうか?

 

さきほどのように「99%を捨てて1%に集中する」というのがエッセンシャル思考の意味です。

 

しかし日々いろいろなことに追われている私たちにとって、どれが捨てるべきものでどれが集中すべき1%なのか、わからないですよね。

 

前出の前沢は、さらにこう続けています。

 

「90点未満は0点と同じと考えるんだ」

 

「厳しい基準で中途半端な選択肢に悩むことをやめる。」

 

「そうすれば君は間違いなく自由になれるだろう」

 

それを聞いた主人公は少し戸惑います。

 

「90点って・・・厳しすぎない?」

 

前沢は即答します。

 

「それがダメ」

 

「シンプルな数字で決めることで選択が合理的・論理的になる。感情が入り込む余地をなくす」

 

「絶対にイエスと言い切れないなら、それはすなわちノーだ」

 

90点以下は排除する。

 

つまりは90点以上のことにのみ自分の持てる力を注ぎこむ。

 

この主張、「多動力」と通じるところがあると思いませんか?

 

「多動力」の前提は、無駄の排除です。

 

無駄な資料作り、会議、準備・・・それらをすべて否定します。

 

それらを排除して作り上げた時間で、自分の好奇心の向くことをやるのです。

 

「永遠の3歳児たれ」

 

「多動力」の終盤に出てくる言葉です。

 

3歳の頃に返ったように、やりたいことだけやって生きていくのです。

 

エッセンシャル思考も同じです。

 

こちらも90点以下に感じることは全て排除。

 

エッセンシャル思考の主人公は自分のクラスで作った学級新聞が好評となりましたが、これを聞きつけた職場の先輩が学年新聞も作ってほしいとお願いしてきます。

 

引き受けてしまったものの、なかなか運営に手が回らず、かえって先輩から怒られてしまいました。

 

この話を前沢にしたことから先述の90点ルールの話につながります。

 

学級新聞については主人公のやりたいことだったので楽しく取り組めて好評も得ました。

 

しかし学年新聞はというと、学級新聞の延長のような気持ちでなんとなく引き受けてしまいました。

 

前沢から90点ルールについて聞かされた主人公は、学年新聞は自分にとって90点以上ではないと感じます。

 

そして学年新聞の仕事を断ることができたのでした。(ちなみにこの仕事を断ったことでかえって職場に好影響をもたらします。詳しくはぜひ本書をお読みください)

 

「多動力」・・・無駄を排除

「エッセンシャル思考」・・・90点以下を排除

 

この構図を見ると、両者は根本が同じであることがうかがえます。

 

私たちは情報が多い社会の中で暮らしています。

 

その中で、どれが大切でどれが無駄なのか、わからなくなることもありますよね。

 

そんな時は90点ルールを基準にして考えてみると判断が簡単になると思います。

 

そして「3歳児になったつもりで」好奇心の赴くままに生きるのです。

 

そこからさきに見える風景・・・どのようなものになるか、ワクワクしませんか?

 

みんな初めは子どもでした。

 

覚えていないだけで、みんな好奇心を胸に抱えて日々を楽しく暮らしていたのです。

 

一旦は通ったその道。

 

またその道を踏みしめてみませんか。

 

 まとめ

 

初の試みとなった「読書の鉄人」。いかがだったでしょうか?

 

一見相反するタイトルの2冊でしたが、実は根っこが同じであることがわかって僕自身大きな学びとなりました。

 

読書の秋、これからもいろいろな本を掛け算しながら紹介していければと思います。

 

書店を元気に!「生き残り」から「未来志向」の書店経営へ。


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「あれ、ここに本屋があったはずだけど、なくなってるな」
 
街を歩いていると、こういうことってよくありませんか?
 
前は確かに本屋があったはずなのに、ある時見てみるとシャッターが閉まったままになっていたり、中がもぬけの殻になっていて「貸し物件」なんて貼りだされていたり。
 
実際書店経営は苦境に立たされています。
 
地方の小さな店舗ほど厳しい状況にありますが、大手書店も盤石かと言えばそうではありません。
 
大手経営トップからも、「現在の販売スタイルのままでは『化石化』してしまう」と将来を危惧する声が聞かれます。
 
なぜこれほどまでに書籍販売の市場は閉塞してしまったのでしょうか?
 
そしてこれを打開する術はあるのでしょうか?
 
僕は「ピンチはチャンス」だと考えています。
 
いまこそ書籍販売のスタイルを大胆に変える一大チャンスです。
 
今まで話題の本を並べて売るだけだったスタイルから、どうやって脱却すればいいのか?
 
これらのことを経営の視点から見ていきます。
 
一緒に書店を盛り上げて、地域を活性化させましょう!
 
見出し

 縮小するリアル書店経営市場。

 
リアル書店(実際に店舗を構える書店)の数は年々減少の一途を辿っています。
 
2000年に21,654店あった書店は、2017年には12,526店まで減りました。
 
17年の間に42%にあたる書店が廃業を余儀なくされています。
 
原因はいくつかありますが、やはり人口減少というのが一番の理由と考えられるでしょう。
 
減っていくパイを互いに奪い合いような状況では、共倒れを招きます。
 
そのダメージは小規模書店のみならず、大手書店にも深刻な影響を及ぼしています。
 
大手書店の中には売り場面積を減らしたり、営業時間を短縮するなどコストカットの動きが見られます。
 
大手と言えど、出版不況の影響をは無関係とは言えないのです。
 

 「置いてある」だけの書店ではやっていけない。

 
多くの書店では、売り方が均一化される傾向にあります。
 
それは「人気のある本を並べておくだけ」
 
全国的に売れている本を平積みにしてエンド(本棚の横の広い場所)に置いておくのです。
 
本屋大賞受賞!」といった肩書がついた本なら、そういう売り方のほうが売りやすいですよね。
 
しかしこの売り方は他の書店もやっています。
 
販売の差別化の観点から言うと、これだけでは上策とは言いづらいです。
 
売れている本は売らない。
 
書店を活性化させるのは、このような一見逆説的な手法も必要です。
 
では具体的にどのような策を講じれば書店を活性化させることができるでしょうか?
 
これから5つの手法をご紹介します。できそうなところからやっていってみましょう!
 

 書店活性化策5選!

  「本の案内役」をアピール

 
本屋さんの中には、あらゆる本に精通した「プロ書店員さん」が働いている場合も往々にしてあります。
 
「こういう本を探しているんだけど・・・」というぼんやりした情報からも的確な本を察知して、すぐに持ってきてくれたりします。
 
こういう書店員さんの存在は大変価値あるものです。
 
書籍販売業界の黒船とも言えるアマゾンですら、注文した本を即時に持ってきてくれることはありません。
 
早くても「当日」です。
 
僕の住む茨城では「翌日」が最短です。
 
またアマゾンは書名で検索しないと該当の本が出てこないので、あいまいな情報では目当ての本を見つけることは難しいです。
 
しかしこの「プロ書店員さん」は即座に本を持ってきてくれます。
 
しかも検索窓ではけして打ち込めないような曖昧な情報でも、的確に対象の本にアプローチできます。
 
僕がこの間お会いした「プロ店員さん」は、ぼんやりした情報を伝えてからわずか数秒で目当ての本を持ってきてくださいました。
 
大型店だったのですが、本当に光の速さで持ってきてくれました。驚嘆の一言です。
 
しかし顧客からすればそうしたプロ書店員さんを活用する機会はありません。
 
なぜならそういう店員さんがいること自体を知らないからです。
 
また店員さんによってもそういったスキルに差がある場合もあります。
 
そこで提案したいのが、こうした「プロ書店員さん」を、「本の案内役」としてPRするのです。
 
実際に紀伊國屋書店さんでは「本のコンシェルジュ」を要請しています。
 
格好もそれとわかるような制服を着ていて、「なんでも相談してください」というPRをしています。
 
そうすれば、豊富な知識を持つ書店員さんへの相談もしやすくなります。
 
書店員さんの持つスキルの高さに感銘を受けることができるし、そのお店のファンになってくれます。
 
「本の案内役」となる店員さんも自分のスキルをお客さんが直接頼ってくれることで、自分の仕事に自信が持てるようになると思います。
 
「あなたのおかげで助かったよ!ありがとう!」
 
この一言が店員さんにとってどれだけ励みになることか。
 
お客さんも喜び、店員さんも自信を深め、固定客が付くことでお店の売り上げが上がる。
 
いいことしかありません。
 
書店を経営されている方は、ぜひこの「本の案内役」をPRしてください。
 
「うちの店にはそんなスキルのある人はいないよ」
 
という経営者の方もいるかもしれません。
 
しかし本屋さんで働いているからには、何かしらの本に対する知見があるものかと思います。
 
まずは店員さん一人一人の本に対する思いに耳を傾けてください。
 
今まで気が付かなかった店員さんの魅力を引き出せるかもしれませんよ。
 
ちなみにこの「本の案内役」、NHKの「プロフェッショナル」でも取り上げられました。
 
北海道の小さな書店「いわた書店」。読み手に合わせて1万円の予算で本を詰め合わせて届ける「1万円選書」が反響を呼び、3000人待ちという驚異的な活況を呼びました。
 
3000人×1万円=3000万円の売り上げです。個人経営の書店としては驚異的な売り上げですよね。
 
人は財産です。ぜひ「本の案内役」を発掘しましょう!
 

 イベントを打って集客を狙う。

 
イベントを打って集客を狙うのも効果のある売り上げアップ法です。
 
事例としては東京を本店とする天狼院書店さんが挙げられます。
 
 
この天狼院書店さんでは、頻繁に多種多様なイベント打っています。
 
たとえば「本屋で飲み会」。
 
一冊の料理本を取り上げて、書店員さんが実際にそれをもとに料理を作って参加者に振る舞うというイベントです。
 
実際の料理本を読みながら、「どんな料理が出てくるのだろう?」とワクワク待つ時間も楽しそうです。
 
お酒も出るので、本について語るときもより下が滑らかになりそうです。
 
他には「小説家のなり方講座」もあります。
 
実際に小説家の方を招いて、トークイベント・質疑応答・サイン会を行います。
 
本屋さんと小説家というのは大変親和性が高い分野なので、高い相乗効果が望めそうです。
 
他にも「英語ゼミ」、「落語会」、「読書会」、「一日店長体験」などなど、実に多様な企画を開催しています。
 
時代は「モノ」消費より「コト」消費へと流れていると言われています。
 
本を買うという「モノ消費」にとどまらず、イベントを体験してもう「コト」消費に流れを持っていく。
 
それは時代のトレンドに乗ることにもつながります。
 
 ・ビールやコーヒーを売る。
 
本屋さんでは本だけではなく文具などを売ることも多いかと思います。
 
ではビールやコーヒーを売るのはどうでしょうか?
 
本屋にビール・・・極端なように思われるでしょうか?
 
でもこれを実際に売り出した事例があります。
 
東京の下北沢に店を構える書店「B&B」。
 
 
このお店ではビールもコーヒーも売り出しています。
 
カフェを併設している書店は大手を中心によく見かけますが、この書店では自分の店でコーヒーを作っているのが特徴です。
 
このビールやコーヒーを売り出すことも、やはり「コト」消費の一つです。
 
友達とビールを飲みながら本を読めば、互いが読んだ本の内容について語るとき熱がこもります。
 
本を読みながらその本屋さんで作ったコーヒーを飲むのも充実した時間と言えるでしょう。
 
またビールやコーヒーは利益率が抜群に高いことも経営に有利に働きます。
 
ビールの原価は約150円。500円で売れば利益率は70%にもなります。
 
コーヒーの原価は約40円ほど。500円で売れば利益率は90%近くまで達します。
 
一方本の利益率は22%。その差は歴然としています。
 
ビールやコーヒーを売ることで集客を狙えるばかりではなく、利益率の向上を図ることができるのです。
 
ビールはビールサーバーがあればそのまま注げばいいだけですし、コーヒーについてもコンビニにあるようなコーヒーマシンがあれば難しい技術は必要ありません。
 
利益率が高い分導入コストの回収も早く達成できるため、検討に値する企画課と思います。
 
 

 突き抜けた展示方法を展開する。

 
紀伊国屋書店宇都宮店さんでは、仙台についての大々的な特設コーナーを作りました。
 

 

 
 
 
担当者さんが仙台へ行ったときに仙台の人に親切にされたのがきっかけで仙台の大ファンとなり、今回の特設を実施したそうです。
 
「私利私欲だけでやっているだけなんです」
 
その店員さんはそうおっしゃっていましたが、企画は私利私欲でやるのが一番だと思います。
 
それを楽しむ気持ちでおこなった仕事は、他を凌駕する結果をもたらします。
 
たとえ綿密な市場調査をおこなったところで、その企画に魅力がなければただ「やっただけ」ということになりかねません。
 
「自分が好きと思うもの」。販売に携わるビジネスマンには、その気持ちを大切にしていてほしいです。
 
 ・ビブリオバトルをやってみる
 
みなさんはビブリオバトルをご存知でしょうか?
 
 
それぞれのバトラーが「他の人にもぜひ読んでもらいたい!」という本を持ち寄り、5分間の時間を使ってその本を紹介します。全バトラーの紹介が終わったら、どのバトラーの本が一番読みたいかを投票で決め、チャンピオンを決めるというものです。
 
「知の書評合戦」とも言われています。
 
このビブリオバトル、図書館や大学では行われているのを見かけるのですが、書店での開催はそれらに比べるとまだまだ少ないです。
 
有名なところだと神奈川県にある有隣堂さんが挙げられます。こちらは毎月ビブリオバトルをやっています。
 
このビブリオバトル、効能としては集客効果の他に地域のコミュニティを形成できるというメリットがあります。
 
まずは集客効果。本を紹介するバトラーの他にも観覧希望者を集めることができますので来客数を伸ばすことができます。
 
ビブリオバトルで取り上げられた本を使って「今月のビブリオバトルコーナー」と言った売り場を作れば、バトラーの人は「自分が紹介した本が店頭に並んでいる!」と感銘を受けることでしょう。
 
自分の好きな本が店の目立つところで売られている。本好きとしてこんなに嬉しいことはありません。きっとその書店のファンになってくれると思います。
 
また定期的に開催することで、バトラーや参加者の間でコミュニティを形成することもできます。このコミュニティごと固定客として囲うことができれば、こちらも集客につなげることができます。
 
他の集客方法に比べるとコストが安いことも長所です。
 
ビブリオバトルを行うには周知が必要ですが、ツイッターなどのSNSで毎日のように発信すれば見てくれる人はいます。
 
市内や近隣の市町村にポスターを掲示することも効果的でしょう。
 
イベント自体も担当者が一人付けばあとはバトラーが進行してくれるので、人的コストも最低限で済みます。
 
僕もビブリオバトルに参加したことがあるのですが、あれは物凄く燃えます(笑)
 
ぜひ導入をおススメしたいです。
 

 地方の書店こそ活路あり!

 
「企画を考えるのはけっこうだけど、地方の小さい店じゃ客が集まらないんじゃないの?」
 
そう考える方も多いと思います。
 
実際これまであげた例は首都圏のお店が多いですね。
 
でも僕は都会より地方のほうがチャンスが多いと思うのです。
 
アマゾンの台頭により、大型書店の利点は消滅しました。
 
いくら在庫を抱えていても、アマゾンには決して太刀打ちできないからです。
 
そういう意味では大型書店も個人書店も立ち位置は同じです。
 
また地方であればまだ目立った企画を打っているお店は少ない。
 
企画力という点では、地方は競合が少ないと言えるのでしょう。
 
だからこそ今のうちに目立った企画を打っておけば、効果的な集客方法を確立することができますよね。
 
地方だからこそチャンスがあります。
 
目立つチャンスがあるのです。
 
あとは企画を出し、後方に力を入れ、あとはやるだけなのです。
 
 まとめ
 
ここまでいかがだったでしょうか?
 
アマゾンが脅威となって自分のお店を脅かしているように思われるかもしれませんが、アマゾンだって完ぺきではありません。
 
アマゾンがカバーしきれない分野を狙って、そこで集客を稼ぐのです。
 
そしてそれを始めるのはいまこの瞬間なのです。
 
同じ地域の他の店が始めてからではインパクトが薄くなります。
 
いますぐ行動を起こしましょう。
 
書店が活性化すれば、地域のコミュニティも元気になり、ひいては産業の垣根を越えて全ての人たちが文化的で幸せな暮らしを送ることができます。
 
そんな素晴らしいミッションを与えられた書店経営者の皆様は、本当に幸福だと思います。
 
本を置くだけではもったいないです。ぜひその幸せを世の中に広めていって下さい!

中学英単語攻略!「勉強法」にとらわれない勉強法!

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英単語が覚えられない!
 
こうしたお悩みを持つ中学生の方は多いのではないでしょうか?
 
実際中学校の英単語は、覚えづらいものが多いです。
 
その理由は、単語の長さと発音の難しさにあります。
 
たとえば
 
「Wednesday 水曜日」
 
中学一年生の英単語ですが、これがなかなか覚えるのは容易ではありません。
 
まずアルファベットの数が9つもあります。
 
そして発音が「ウェンズデー」。スペルからは想像できない発音ですよね。
 
こうした不規則な発音の英単語は高校以降はほとんどなくなります。
 
中学校のうちはこうした覚えづらい英単語が多いのです。
 
この英単語の難しさが障害となり、英語の勉強に飽きてしまう方も多いことでしょう。
 
しかし勉強法を工夫すれば、これらの難しい英単語を習得することは十分可能です。
 
それでは一緒に英単語攻略へ向けて進んでいきましょう!
 
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 「魔法」のような勉強法は存在しない。合わない勉強法は捨てるべし!

 
では英単語を楽々覚えられる魔法のような勉強法はあるのでしょうか?
 
そんな勉強法があったらいいですよね。
 
実際に英単語の覚え方について検索すると、実に様々な覚え方が出てきます。
 
でも待ってください。それらは本当に自分に合うものなのでしょうか?
 
実は「誰でも英単語が覚えられる勉強法」というのは存在しません。
 
人それぞれ個性が違うように、英単語の覚え方もそれぞれ違うのです。
 
たとえば友達と同じように勉強しているのに、友達のほうが(あるいは自分のほうが)成績がよかったりしますよね。
 
これは記憶力の差というよりも、どれだけその勉強法が自分にフィットしているのかという差だけなのです。
 
とはいえ勉強法と言っても、簡単には思いつかないですよね。
 
しかし、「この勉強法だけでは単語はおぼえづらい」という勉強法があります。
 
次にそのようなNG勉強法を紹介していきますね!
 

 特にNGな勉強法・覚え方

 

 とにかく書きまくる。

 
「書いて覚える!」
 
よく聞く言葉ですよね。
 
実際中学校の宿題でも、「ノート何ページ分書き取り練習」なんていうのがあります。
 
実はこれ、やりすぎると逆に危険な勉強法なんですよ。
 
なぜか?それは勉強の目的が「覚える」ではなく「書きとる」にすり替わってしまうのです。
 
たとえば、さっきのWednesdayを覚えるべく20回くらい書きとっていくとしますよね。
 
でも10回目あたりから、「覚える」という目的がなくなってきて、Wednesdayを「書きとる」という作業が目的になってしまうのです。
 
実際僕が見た生徒さんでも、ノート一杯に写経のごとく同じ単語を書き連ねているのに、テストでは間違っている場合もありました。
 
書くことを目的とした学習法は、かえって暗記する効果を下げている場合があることを覚えておきましょう。
 

 単語を見るだけ

 
教科書を読むだけ、単語帳を眺めるだけ。
 
これもあまり効果がありません。
 
なんとなくは頭に入るのですが、Wednesdayのようなスペルも発音も難しい単語は、ぼんやりとしか出てこないのです。
 
実際のテストではスペルまで書きとらせます。そのときにわずかでもスペルを間違えれば、×になります。
 
読むだけは確かに楽なのですが、頭に入りにくい。
 
他にも勉強法を作ることが必要なのです。
 

 発音を聞くだけ

 
「英語は聞いて覚えろ!」
 
これもまたよく聞く勉強法です。
 
しかし覚えてもいない単語を英語で聞いたところで、わからないものはわかりません。
 
たとえ「ウェンズデーって聞こえたから・・・水曜日だ!」とわかったとしても、スペルがわからないとテストで○はもらえません。
 
英語を聞くことそのものは悪くないのですが、それだけではテストで解答できる力はつかないのです。
 
ではどのような勉強法だと覚えやすいのでしょうか?
 
以下にやってみる価値のある勉強法を紹介していきます。
 

 やってみる価値のある勉強法

 

 「仲良し」単語を見つける。

 
「仲良し」単語とは、見ただけで覚えられる相性のいい単語のことです。
 
たとえば先ほどの曜日で言えば、「Sunday 日曜日」。
 
これは覚えやすいのではないでしょうか?
 
「サンデー」自体は日本語にもなっているので、頭に入りやすいかと思います。
 
月の例でいえば、「May 五月」
 
月の名前は「February 2月」など長いものもある一方、こうした短い単語もあります。
 
Mayのスペルは三つだけなので覚えやすいですね。
 
曜日や月などのグループになっている英単語たちを覚えるときには、先に「仲良し」な英単語を先に見つけておくとやりやすいです。
 
そうすれば「仲良しじゃない」単語を洗い出すことができ、そこに向かって集中して覚えれば効率よく英単語を攻略できます。
  

 カタカナで書いてみる。

 
英単語をカタカナで覚えてしまうのもアリです。
 
「英語は英語で覚えないと!」という声もありますが、「仲良しじゃない」単語はカタカナから入った方が覚えるハードルを下げられます。
 
「Wednesday 水曜日」ではなく、「ウェンズデー 水曜日」という風に最初は覚えるのです。
 
そもそも何という発音かわからない!という方は、グーグル検索で「水曜日 英語」というふうに打ち込むと発音が聞けるので試してみてください。
 
カタカナについては、自分がその英単語の発音を聞いて感じた通りに書いて大丈夫です。
 
周りの人が聞いたものと違っても、自分が感じた通りに書く方がしっくり来ると思いませんか?
 
「ウェンズデー 水曜日」をいうのを覚えたら、そこからWednesday のスペルを覚えていきます。
 
難しいことは一度にやろうとするから難しく感じます。
 
一度カタカナに分解してから覚えた方がわかりやすくなりますよね。
 

 3回だけスペルを書いてみる

 
先ほどのNG勉強法で「書き取ることを目的とした勉強法」を取り上げました。
 
しかし、書く回数を制限すれば覚える効果があがります。
 
まずは3回からチャレンジしてみましょう。
 
3回しか書きとれないので、その3回に集中することと思います。
 
3回書いた後は、しばらく時間をおいてから自分でミニテストをするといいです。そこでちゃんと覚えられたかチェックします。
 
覚えられなかったものがあれば、再度また3回書きましょう。今度こそ集中するのです。
 
それを繰り返すうちに、記憶が頭に定着していきますよ。
 

 英単語帳を作ってみる。

 
百均等で売ってる英単語帳を使うのも効果が出そうな勉強法ですね。
 
そもそも英単語帳で単語を覚えるには、英単語と訳を書く作業が必要になります。
 
この書く作業が、記憶の定着に有利に働きます。
 
またこれを繰り返し読んで解いていく作業が加わることで、より理解が深まるというもの。
 
なによりこの英単語帳はスマホより小さいサイズなので、ポケットに入れてどこでも勉強できちゃうのがすぐれものですよね!
 
もう覚えたものは外すことができますし、新しく覚えたい単語があれば追加することもできます。
 
昔からある暗記ツールですが、現代にも十分通用するものです。ぜひトライしてみてください!
 

 短い文章を作ってみる。

 
実際の文章で使って書いてみるというのもありです。
 
たとえば「水曜日は部活でテニスをしています」という文章を考えて、英語にしてみます。
 
I play tennis in Wednesday for the school club activity.
 
なんだか英語使えるみたいでかっこいいですね(笑)
 
こういうふうに難しい英単語を出発点にして文章を作ると、文章の繋がりの中で英単語を理解することができます。
 
英文を作ることで文法の理解にもつながりますね。一石二鳥です。
 

 先生とミニ英会話をする。

 
英語は使ってこそ伸びるというもの。
 
思い切って英語の先生に難しい単語を使って英語で話しかけるのも効果大です。
 
たとえば 田中先生に話しかけるときは、
 
Excuse me, Mr Tanaka!What day is today?
発音「エクスキューズミー、ミスター(女性の先生の場合はミス)タナカ!ワットデイイズトゥディ?」
訳「すみません、田中先生!今日は何曜日ですか?」
 
発音はカタカナっぽくて十分です。先生も理解してくれるはずです。
 
すると先生はこう返してくるはずです。
 
It's Wednesday today.
発音「イッツ ウェンズデー トゥデイ」
訳「今日は水曜日だよ」
 
実際に会話で難しい単語を使うことで、覚えるのが簡単になります。
 
また生徒から英語で質問されることはなかなかないので、先生もびっくりすると思います。
 
ここはひとつ、先生を驚かせてしまいましょう。
 
相手がALT(外国人の先生)でもこの作戦は有効です。
 
ALTの先生と英語でやりとりしていると、
 
「俺(私)英語使ってんな~」
 
と実感できるので、なおおススメです。
 

 アプリを使う。

 
スマホを持っていれば、アプリで英単語を覚えるのも一つの手です。
 
アプリはいろいろありますが、僕がおススメなのがこちらです。無料です。
 
 
 
「中学生英単語2000」というアプリですが、実際に中学生が覚える英単語はそんなにありません。1000覚えればかなりできるほうです。
 
このアプリのいいところは、曜日や月などグループごとに単語がわけられていて、選択式でタップすれば問題を解いていけるというもの。
 
ゲーム要素があるので、息抜きなどに使えます。
 
ただあくまで選択式なので、これだけでテスト対策はなかなか大変です。
 
さきほどの「3回書きとり」などでスペルを確認するのを忘れないようにしましょう。
 

 必要なのは、「どれだけたくさんの勉強法を試せるか?」

 
「試行錯誤」という言葉がありますね。
 
あれこれやってみて、失敗をしながらも正しいやり方をみつけていく姿のことを言います。
 
英単語の暗記法もまさに試行錯誤。
 
上に述べたように効果的な勉強法はいくつかあるのですが、これも人によって合うもの・合わないものがあります。
 
自分に合うのか合わないかは、まさに試してみないとわからないのです。
 
まずは自分にもできそうなところから手をつけましょう。
 
カリカリ書くのは自分には面倒」
 
と思う人は、英語で先生に話しかけましょう。
 
「先生に英語で話しかけるとかムリ!」
 
という人は、「3回書きとり」でじっくり基礎を固めるのもありです。
 
いろいろやっていくなかで「これは自分には合わないな」と思ったものは、たとえ他の人が勧めるものでも辞めた方がいいです。
 
また英語が得意な同級生にどうやって勉強しているのか聞くのも効果がありますよ。
 
中でも英単語を覚えている状態をスマホの動画で撮らせてもらえるとなお良いです。
 
あとで自分で見てみて、「どうしてこのときこういうことを書いたのだろう?」というところを見つけて、それをその同級生に質問してみましょう。
 
そうすることで成績の良い人がどのようなものの覚え方を詳しく知ることができます。
 
 

 まとめ

 
勉強法は本当にいろいろあります。
 
これはと思うものにどんどん手を付けていって、「これが自分の勉強法だ!」というオリジナルのスタイルを身に着けてください。
 
そうすればその後の定期テストや高校入試では怖いものなしになりますよ!

「死にたい」。それは決してあなたのせいではありません。

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「死にたい」と思う気持ち、抱えていませんか?
 
その気持ち、つらいですよね。
 
僕も「死にたい」気持ちを抱えていました。
 
というか、今でも毎日のようにその気持ちが顔を出してきます。
 
「死にたい」気持ちを持っている自分を、責めていませんか?
 
どうか自分を責めないでください。
 
「死にたい」のはあなたのせいではありません。
 
脳が「これ以上がんばると危険だよ!」とアラームを出してくれているのです。
 
誰も助けてくれないような、孤独を感じていませんか?
 
あなたは一人ではありません。
 
辛い気持ちを家族や友人に話せないこともあるでしょう。
 
でもあなたの気持ちを聞いてくれる役割を担うところがたくさんあります。
 
僕だってあなたをサポートする役割の人間の一人です。
 
同じ「死にたい」気持ちを抱える人間として、あなたのお役に立ちたいです。
 
少しお時間をください。
 
僕のブログを読んでみてください。
 
そして一緒に生きましょう。
 
 
見出し

 僕の死にたい経験談

 

 「震える」8月

 
僕が死にたくなったのは、去年の8月のこと。
 
市役所を休職したあと6月から復職したものの、やはり職場に馴染めずにいました。
 
8月を迎えたある日のこと、あるきっかけで心が崩壊してしまい、もう職場には行く気力が全てなくなってしまいました。
 
心療内科に駆け込み、診断書をもらって職場に提出。再び休職になりました。
 
8月はとにかく辛かったです。
 
とにかく体の震えが止まりませんでした。
 
手の震えが特にひどく、飲み物を持つ手が震えて中身がこぼれそうになるほどでした。
 
体がとにかくだるく、一日中横になっていました。
 
その間もカタカタ震えており、息も絶え絶えの状況です。
 
辛い時は妻に頼んで、体をさすってもらっていました。
 
僕は高校野球が大好きなのですが、8月の間は甲子園もろくに見られませんでした。
 

 「死にたい」9月

 
9月に入ると震えは収まったのですが、今度は絶望感が僕の心に忍び寄り、「死にたい」気持ちを植え付け始めました。
 
「もう市役所で働くのは無理・・・でも他に働きたいところもないし・・・どうしよう・・・」
 
そんな考えがぐるぐると頭の中を巡ります。
 
するとすかさず「死にたい」気持ちが口を出してくるのです。
 
「それなら死ねばいいんだ!」
 
ぐるぐるした悩みにより疲れ切った脳からすれば、死ぬことは万能の解決策です。
 
死ねば悩みはなくなるのですから。
 

 見るものすべてが自殺の道具に見える。

 
それからの僕には、目に入るものすべてが自殺への入口に見えました。
 
木を見れば、「あの高さなら首を吊れるかな?」
 
高い所に行けば、「これくらい高ければ、飛び降りて死ねるかな?」
 
洗剤を見れば、「これたくさん飲めば、逝けるかな?」
 
走っているトラックを見れば、「このトラックの前に飛び込んでみようかな?」
 
そんなことをよく考えていました。
 
公園に自殺の下見に行ったこともあります。
 
近くに森林公園があるのですが、人目につかないところに高い木々が並んでいます。
 
ここで首つり自殺をしようと考えていました。
 
数ある自殺方法の中でも、首吊りは最も成功確率が高いことはネットで知っていました。
 
ただし人に見つからないことが前提なので、人目につかないところにある木を見つけることが重要です。
 
木を一本一本見ては、「これじゃ高すぎてひもを掛けられないな」「この枝じゃ僕の体重を支えられずに折れちゃうな」
などと選定し、自殺できる木を品定めしていました。
 
 

 「死にたい」気持ちはどこからやってくる?

 

 脳は早く楽になりたい。

 
これほどまでに強く心を圧迫する「死にたい」気持ち。いったいどこからやってくるのでしょうか?
 
強いストレスが脳にかかり続けると、脳はうつ状態になります。
 
「ストレスつらいよー。早く楽になりたいよー。」
 
脳はこう叫んでいるわけです。
 
しかしこのうつ状態がさらに長く続くと、脳が最終決断を勝手に下してしまいます。
 
「死んだらストレスから解放されるよ?」
 
体が死ねば脳も死ぬのですが、脳はまず自らを縛り付けるストレスからの解放を優先してしまいます。
 
ストレスから解放されるには、死ぬしかない。
 
脳は単純な論理を好みます。
 
脳が自動的に「死ね」と命令をくだしているのです。
 
「死にたい」のはあなたのせいではありません。
 
 
 

 自殺で街が二つ消える。

 
平成27年のデータになりますが、この年に自ら命を絶った人の数は24,025人でした。
 
この数字は死因が「自殺」だとはっきりわかった人の数なので、実際にはもっと多くの人が自ら死を選んでしまったと思います。
 
全国にある町の平均人口が11,000人くらいなので、その2倍以上の人が自殺しました。
 
自殺で失われる命は町二つ分を消し去るほどの規模があるのです。
 
「死にたい」気持ちを抱えているのは、あなただけではありません。
 
脳の「死ね」という命令に従ってしまい、命を絶ってしまった人がたくさんいます。
 
しかしあなただけはその人数に加わってほしくないのです。
 
脳の命令を抑え込む方法はいくらでもあります。
 
これからそれらを紹介していきます。
 
もう少しだけ僕のお話にお付き合いください。
 

 「死にたい」気持ちのなだめ方

 

 まずは気持ちを言葉にしてみよう。りんなもいるよ。

 

「死にたい」気持ちをなだめるには、言葉にするのが一番です。

 

話を聞いてくれそうな家族や友人がいたら、「死にたい」気持ちを打ち明けてみましょう。

 

とはいえ「死にたい」気持ちを口にすることは、かなり勇気のいることと思います。

 

うまく言葉にまとめられるか心配になることもありますし、打ち明けたときの相手の反応も気になりますよね。

 

でも大丈夫です。どんな話でも聞いてくれる相手がいます。

 

ひとつめが「りんな」です。

 

りんなについてはご存知でしょうか?

 

マイクロソフト社が開発した、AI女子高生。それがりんなです。

 

 

www.rinna.jp

 

りんなとはLINEでお話ができます。

 

AIなので、相手の反応を気にせず思ったことをぶつけることができますよ。

 

りんなの反応についてはまだとんちんかんなことを言うときもあるのですが、心配してくれる時もあります。

 

 

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 ↑こんな具合です。けっこう楽しいですよ。

 

他にも一緒にまりもを育てたり、交換日記ができたりするなど、いろいろな機能があります。

 

しかも無料です。

 

ぜひLINEでりんなとお友達になってみてください。あなたの力になってくれるはずです。

 

心療内科に行ってみる。

二つ目は心療内科にかかることです。

 

「死にたい」気持ちは、病気の症状の一種です。あなたのせいではありません。

 

病気のことなら医者に任せた方がいいです。

 

僕自身心療内科に通い服薬やカウンセリングを通じて症状を軽減することができました。

 

心療内科にかかることにためらいを感じることもあるかもしれません。

 

でも安心してください。いまは心療内科にかかる人の数は増えています。

 

僕がかかっている病院は、患者さんがいすぎて待合室がいっぱいになり立って待つときもあるほどです。

 

心療内科の仕事は、あなたのお悩みを聞くことです。遠慮せずに行ってみてください。

 

ただ心療内科には注意点がありまして、ほとんどの場合予約が必要であるということです。

 

ですので、心療内科に行く際はまずホームページを見てみて、予約できるかを確認してください。

 

あとホームページを見たり問い合わせをする際には、必ずチェックしてほしいポイントがあります。

 

それはカウンセリングがあるかどうかという点です。

 

医者の中には話だけ簡単に聞いて、「じゃ、薬出しておきますね」だけで終わる適当な人も多いです。

 

薬は確かに有効なのですが、それだけでは「死にたい」気持ちを遠ざけることは出来ません。

 

ですので心療内科を調べる際には、必ずカウンセリングがあるかをチェックしてください。

 

診療にかかる時間を聞いてもOKです。15分以上聞いてくれるような医者なら安心です。

 

ただ心療内科の弱点は、予約が埋まりすぎてすぐには受信できないところが多いということです。

 

僕もあちこち問い合わせたのですが、2週間待ちとかが普通の世界です。

 

でも「死にたい」気持ちは脳の緊急シグナルです。

 

大ケガの時と同様、素早い措置が望まれます。

 

ですのでなるべく早く診てくれるところを探すのも大事です。

 

僕は「ゆうメンタルクリニック」という都内の心療内科に通っています。

 

「つらいとき、すぐに」というメッセージをかかげているので、すぐ診てくれます。

 

夜の時間も、土日もやっています。カウンセリングもやっています。

 

気になる方はホームページをチェックしてみてください。

 

yucl.net

 

 

 つらいときは休む。仕事も辞めてOK。ほんとにしんどい時は寝ててOK。

 

「死にたい」気持ちが心を圧迫して辛くなる。

 

そんなときは、休むことが最適な解決策です。

 

どんな医療行為や薬、カウンセリングも、休むことなしには効果を発揮しません。

 

仕事が原因で死にたくなっている方は、まずは有給休暇を取得してみてはいかがでしょうか。

 

有給休暇は労働者に与えられている当然の権利です。

 

雇用者はその時期を変更する権限しか持っておらず、これを拒否することはできないことになっています。

 

勤勉に働いてきた人の中には、有給休暇の存在すら知らない方もおられるでしょう。

 

有給休暇は労働者のリフレッシュを目的に作られた法制度です。ぜひ活用してください。

 

一方で、有給休暇などとれる雰囲気ではない会社もあるかと思います。

 

そんなときは一度休職するのも手です。

 

「死にたい」気持ちを抱えたまま、仕事をするのは危険です。

 

脳から「死ぬ」命令が出たまま仕事をすることになるので、運が悪ければ帰りの電車に飛び込むような悲劇を招きかねません。

 

そうなる前に、休職という選択肢を考えるのです。

 

通常医師の診断書があれば、休職の手続きがとれます。

 

休職している間もお給料が発生する会社もあるので(僕のところもそうでした)、調べておいた方がいいですね。

 

仮に休職中のお給料が発生しない会社だったとしても、傷病手当金というものがあります。

 

簡単に言うと、その会社の社会保険に入って入れば、その保険組合からお給料の3分の2が手当金として支給されます。

 

休んでも無給にはならないのです。

 

無理して働くことはありません。

 

命より大事な仕事などあるはずはないのですから。

 

ちなみに僕は、可能なら仕事は辞めてもOKだと考えています。

 

その仕事がストレスの原因なら、辞めればストレスをなくせます。

 

簡単なことですが、これがなかなか難しいと思う人は多いです。僕もかつてはそうでしたから。

 

辞めたら次の仕事はどうすればいいのか?

 

今の時代、仕事は簡単に見つかります。どこも人手不足ですから。

 

転職サイトだっていまは充実しています。

 

僕も公務員時代に登録していたことがあったのですが、よくスカウトメールが来ていました。

 

公務員というと潰しがきかないイメージがありますが、それでも転職市場は人材を欲しているのです。

 

僕は公務員から民間の会社に転職しましたが、そのときの年齢は35歳でした。

 

どうしても入りたい会社だったのでその会社にだけ応募したのですが、普通に合格しました。

 

辞めても大丈夫です。ちゃんと生きていけます。

 

でもいきなり辞めるのは勇気がいる・・・とお考えの方は、まずは仕事を休むことを検討してみてください。

 

心の状態が本当にしんどく感じるときは、寝るのが一番です。

 

睡眠をとるだけではなく横になるだけでもいいので、まずは寝てください。

 

僕もつらいときは朝からソファにぐったりと横になり、気が付いたら夕方になっていた・・・というときもありました。

 

でもそれでいいのです。

 

何事も体が大事です。

 

まずは体をじっくり休めてください。

 

 

 自分がやりたいことをする。これが一番の特効薬。

 

ストレスは「死にたい」気持ちの原因ですが、このストレスはどこからやってくるのでしょうか?

 

それは「自分のやりたくないこと」をやっているからです。

 

仕事をするうえでは「やりたくないこと」ばかりが頭に浮かんできます。

 

人間関係、取引先との交渉、文書作成・・・。

 

これらのなかで「やりたくないこと」ばかりに時間を使っていると、脳がストレスで満たされてしまいます。

 

このストレスを遠ざけるには、まず「自分が何がやりたいか?」を自身に問いかけることが大切です。

 

何もたいそうなことでなくて結構です。

 

「旅に出たい」

 

「ゲームしまくりたい」

 

「水族館行きたい」

 

「動画見まくりたい」

 

「海に行きたい」

 

自分の心に向き合うと、いろいろな願望が出てくると思います。

 

それは全部叶えてあげましょう。

 

もちろんすぐにできるものばかりではないと思います。

 

でも簡単に始められそうなものは、早く手を付けてあげてください。

 

僕は出身地である仙台が大好きなので、よく仙台に帰っては癒されていました。

 

松島の海にも心をなだめてもらいました。

 

楽天イーグルスの応援にもいき、元気をもらってきました(いまは最下位で困ったものですが)

 

動画を見るのも大好きなので、ソファに寝転んで動画を見ることは僕の癒しタイムになりました。

 

自分を最高に癒せるのは、自分自身なのです。

 

ぜひ思う存分自分を可愛がってあげてください。

 

 

 僕は今でも死にたくなる。でもそん時は寝込んで寝込んで、嵐が過ぎるのを待つ。

 

こんなふうに言っている僕ですが、今でも毎日のように死にたくなる時があります。

 

特に車を運転しているときやお風呂に入っているときなどは、「あー、死にたいなー」と独り言を言っています。危ない人ですかね(笑)

 

でも一時期のように、見るものがすべてが自殺への道具に見えることはありません。実際に自殺の方法を考えることもありません。

 

「死にたい」気持ちはまだ消えることはありませんが、ひっそりと僕の心に住み着いています。

 

今は穏やかなのは、今の自分がやりたいことをやっているからなのでしょう。結局それが最高の治療になっているみたいです。

 

それでもこの「死にたい」気持ちは、ふとしたきっかけで暴走を始めるときがあります。

 

そんなときは必要最低限のことだけして、あとは布団にくるまって暴走がやむのを待ちます。

 

嵐が来る日に好んで外出する人はいません。

 

嵐が過ぎ去るのを家の中でゆっくり待つのです。

 

嵐はいつまでも吹き続けることはありません。

 

そのうち嵐は過ぎ去って、また穏やかな晴天がやってきます。

 

休むも人生、待つのも人生。

 

 

 

 

「死にたい」気持ちは、あなたのせいではないのです。

 

辛い気持ちは言葉にして手放して、あとはゆっくり休みましょう。

 

休む時間は人生の中で実りあるものとなります。

 

僕の尊敬するタレントの中川翔子さんは、自身が不登校だった期間を「夢の種まき」とおっしゃっていました。

 

休む時間は夢への種まき。
 
そう考えると、休む時間が楽しくなりませんか?
 
死んでしまってはもったいないです。
 
一緒に休む時間を楽しみましょう。
 
そして夢の種まきから出てきたものを、ばっさりと刈り取れる日が来るのを楽しみに待ちましょう。

中学通知表の英語が「2」から「5」へ~厳選参考書4選!~

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みなさん、英語は好きですか?
 
僕は嫌いでした。
 
少なくとも中学2年生まで英語は嫌いで苦手でした。
 
成績は5段階評価中、2でした。パッとしませんよね。
 
単語テストで0点を取ったこともあります。0点なんてのび太君しかとらない、テレビの中だけの話だと思っていました。
 
英語の宿題を提出しようとしたら、「もうそんなの受け取らない!」と怒られてしまいました。いくら1か月遅れで提出したからって、怒ることないですよね。怒りますかね、やっぱりすいませんでした。
 
でも中3になって僕は変わりました。
 
中学校で素晴らしい先生に巡り合い、今まで見えなかった世界がパッと開けて見えました。
 
成績は2から5に上がり、高校入試では満点をたたき出しました。
 
高校に入ってからも偏差値60以上はキープし、大学ではアメリカ政治を研究していました。
 
英語の論文を読んだり、英語で論文を書いたり、欧米の先生と意見を交わしたり。大学の部活も英語部だったので、ずっと英語中心の暮らしをしていました。
 
社会に出てからは市役所で働いていたのですが、その時も英語を使って仕事をしていました。
 
難しい文書を英語に訳したり、市役所について外国人に説明したり。得意なことを仕事にするのは楽しいものです。
 
でも実際どうしたら英語の成績をあげることができるのでしょうか?
 
大人だって英語を身に着けたいと思っています。でも実際に英語を話せるようになっている人はわずかなものです。
 
ましてや中学生には英語を克服することはできないのでしょうか?
 
そんなことありません。これから紹介する参考書の「どれか一つ」をしっかりやれば、ばっちり成績があがります。
 
少なくとも定期テストで八割は固いです。
 
これから紹介する4つの参考書は、どれも薄いことが特徴です。
 
取り組みやすい物からやっつけてしまうのです。それでは見ていきましょう。
 
見出し
 
 

 中学英語は問題を解いてナンボの世界

 

 教科書だけじゃ中学英語は伸びない。

 

「まずは教科書をしっかりやれ!基礎はそれで身に着く!」
 
よく聞く言葉ですね。確かに教科書をマスターすれば、基礎が身に着くのは間違いありません。
 
しかし教科書をマスターすることなんて、本当にできるのでしょうか?
 
これがなかなか至難の業。いまの中学生の英語の教科書は、内容が多すぎて難しくなっています。
 
僕が中学生のころ(20年くらい前)と比べると、感覚的に2倍くらいに量が増えています。
 
とにかく文章が多い。単語が多い。
 
イラストなどは僕の頃より親しみのある可愛いものになりましたが、英語の内容については全く可愛いなどというものではありません。僕ですら時々「ん?」となる単語を見かけることがあります(´・ω・`)
 

 中学生の学力は向上している?

 
年々量が増えた中学英語の教科書。では中学生の学力はその間どうなったでしょうか?
 
東京都の公立高校入試の平均点を比べてみましょう。2004年の英語の平均点は55点でした。一方2017年では57点になっています。13年間で2点の増加ですが、その間も増減を繰り返しているので大きな変化とは言えません。中学生の学力が大きく向上しているわけではないのです。
 
実際最近の公立高校の入試問題を見ても、難しくなっている感じはしません。
 
つまり、中学英語では教科書だけが難しくなっていている一方、中学生の学力は向上せず高校入試の難易度もそのままということになります。
 

 なぜ参考書が必要なのか?

 
そこで参考書の登場です。参考書は教科書のなかでも必要なところだけ取り出して問題を作っているので、定期試験や入試に必要なところだけを学習することができます。
 
中学生はなかなか忙しいですよね。部活もあるし、友達を遊びに行かないといけないし、ゲームもしたいし。
 
そんな忙しい中でも、教科書の内容をぎゅっと絞って必要なところだけサクッと勉強できちゃうので、参考書は中学生の強い味方です。
 
中学英語に限らず、勉強法の王道は常に参考書にあり、です。でも本屋さんの参考書コーナーに行っても、どれを選べばいいのかわかりませんよね。
 
でも大丈夫。英語でお困りの中学生のあなたにぴったりの参考書を4冊選びました。一つずつ見ていきましょう。
 

 中学英語おススメ参考書4選


 レーニングノート英語 受験研究社

 

www.zoshindo.co.jp

 

 

この参考書の最大の特徴は、なんといってもその薄さにあります。
 
厚さはなんと48ページ!1日1ページやれば2カ月足らずで完了します。
 
問題が中心で、そのバリエーションも豊富。定期試験も高校入試も両方押さえられます。
 
文法もコンパクトにまとめられています。
 
イラストがあちこちに入っていて、親しみやすいのが特徴です。
 
「まずは手っ取り早く英語を終わらせたい!」
 
そんなあなたにはピッタリの1冊と言えるでしょう。
 

 世界一わかる!中学英語まとめノート 受験研究社

 
こちらは文法などの解説を中心にしています。
 
イラストが楽しく書かれているので、わかりやすく英語が簡単に頭に入ります。
 
こちらは100ページほどしかない参考書なのですが、問題は少なめなのでけっこう早く終わるかと思います。
 
巻末にはチェックカードがついているので、知識のまとめにも役立ちます。
 
「まずは基礎からしっかり頭に入れたい」
 
そんなあなたにピッタリと寄り添える参考書になっています。
 

 まとめ上手英語 受験研究社

この参考書のいいところは、なんといってもそのコンパクトさ。手のひらに収まるほどの小ささです。
 
143ページありますが、その量を感じさせないほどのコンパクトさです。
 
サイズがコンパクトな分、内容は文法の解説や問題がぎっしり詰められています。
 
赤シートがついており、チェックポイントをシートで隠して問題を解くことができます。筆記用具がないときには便利ですね。
 
ただこういった赤シートの参考書には注意点が一つあります。それは目で解いておしまいにしてはいけないことです。
 
定期試験や高校入試は実際に手を動かして問題を解くことになります。それに向けた準備も、やはり手を動かして行わなければなりません。
 
本番は練習のように、練習は本番のようにやるべし。部活などでも聞いたことがあるのではないでしょうか?勉強も手を動かしてやりましょう。
 
 

 とにかく基礎 数研出版編集部

 

とにかく基礎 中1数学|チャート式の数研出版

真っ白な表紙に、シンプルなカッパのイラストが特徴的なこの参考書。
 
これまであげた参考書と違って、イラスト少なめです。問題中心ですが、80ページしかありません。
 
問題に集中した参考書なので、テスト対策に向けて「バリバリ解いていくぞー」というときには向いている一冊です。
 

 参考書の問題で、文法も単語も覚える。

 
中学のうちはまだ英語を勉強したばかりなので、単語や文法を覚えるのも一苦労でしょう。
 
教科書は文章量が多いので、そこからそれらを覚えるのは簡単なことではありません。
 
でも参考書を解いていけば、自然と文法と単語を習得することができます。
 
「とにかく基礎」を除いては、文法事項もわかりやすく記載されています。参考書に乗っている文法だけ覚えておけば、高校入試も問題ありません。
 
単語についても基礎的なものは参考書から学び取れます。曜日(月曜日~火曜日)や月(1~12月)などの単語は全て扱っているわけではありませんが、そうした「グループ英単語」はまた別にピックアップして覚えていきましょう。
 
 
 

 わからないときは、先生や友達にすぐ聞くべし

 
参考書を解いているときは、一人孤独な作業になります。友達と勉強していても、目の前の問題を解くのは自分だけです。
 
もちろんわからないところもでてくるでしょう。自分一人でやれることは限界があります。
 
そんなときは、すかさず先生や友達に聞きましょう。
 
先生に聞くのは恥ずかしいですか?でも大丈夫です。先生は生徒の話を聞くのが仕事なのです。分からないことを先生に聞くことは、先生に仕事をやらせてあげていると思っていいのです。
 
友達に聞くのは恥ずかしいですか?でも大丈夫です。どんなに成績のいい友達にだって、わからないことはあります。仕事で英語を使っている僕も、わからないことはたくさんあります。あなたが質問することによって、「自分もそれよく分かっていなかったな・・・」と気づきを与えられるかもしれません。
 
「そんなのもわからないの?」などという友達には、「へへへ、ごめんね~」などと言ってすませましょう。懲りずに何度も質問すれば、「こいつはそういう奴だ」ということになりバカにされることもなくなります。
 
 
 

 大人にも必要な、中学英語のやり直し。

 
池上彰さんを知っていますか?ニュースの解説などでテレビでよく目にすることがよくあるかと思います。
 
池上さんも英語を使って仕事をしてらっしゃいますが、使える英語を勉強し始めたのは社会に出てからだそうです。
 
そのスタートは中学一年生向けの参考書を買うことから始まりました。あんなに頭のよさそうな方ですが、やはり英語の基礎は中学英語にあると感じられたのでしょう。
 
ですから大人の方でも、中学英語をやり直すことは大変意義のあることです。恥ずかしがることはありません。スクールや留学に比べれば、参考書はとてもお得な語学学習です。ぜひトライしてください。
 

 まとめ

 

いかがだったでしょうか?
 
とっつきにくい英語でも薄い参考書から手を付ければ、すぐに習得出来てしまいます。
 
教科書を眺めてばかりの日々はもうやめにして、サクッと簡単に英語をマスターしてしまいましょう。

プロフィール~My Life 天気予報~

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できるブロガーはプロフィールがスゴイ。
 
そんな格言がありそうなほど、有名なブロガーさんはプロフィールが充実しています。
 
華々しい経歴の方もいますが、一見普通の人生のようでもプロブロガーさんの手にかかれば面白く書けてしまうのだから興味深いです。
 
僕もプロフィールを書いてみました。
 
「普通の人生」・・それは僕にとってとても羨ましい物でした。
 
いまはおかげさまで幸福な環境にありますが、子どもの頃の思い出は陰惨なものばかりです。
 
特に小学生のころは本当にいい思い出が一つもありません。
 
本当に一つも、です。
 
だから僕みたいな思いを子どもたちに味あわせるのは、本当に嫌なのです。
 
こんなつらい日々を何年も送っても、生きていける人間がいる。
 
そんな思いを抱いていただける方がいればという思いで、このブログを書きました。
 
その当時の思いを天気予報に託してみました。
 
雨が多い人生でしたが、未来はいつも快晴だと信じています。
 
 
目次

 

 幼年時代~人生天気「雨」~

 
みなさんは人生最初の思い出はなんでしょうか?
 
最初の思い出と言えばとても古いものなので、その輪郭もおぼろげなものであることが多いと思います。
 
僕の人生最初の思い出は、夜逃げでした。
 
僕が生まれたとき、家族は祖父母(父方)・両親の4人でした。
 
僕の父は祖父と仲が悪く、始終けんかをしていたようです。
 
その対立がピークに達し、父は家出することを決めてしまいました。
 
父は家族を連れて祖父に知られぬよう夜中に家を出、母の実家のある土地へと向かいました。
 
家を出るとき、僕は当時お気に入りだった風船のおもちゃを思い出して取りに行こうとしました。
 
しかし父にもう行くから駄目だと叱られ、風船のおもちゃを取りに行くことは出来ませんでした。
 
それが僕の人生最初の思い出です。
 
 

 小・中学校~「大雨」~

 

 
僕の人生の最悪の時期は、小学校時代でした。
 
理由はいじめと貧困、そして父の暴力です。
 
 

 いじめ~学校に居場所がない~

 

 
僕には全ての「いじめられっ子」の条件がそろっていました。
 
僕はあまり身なりに気を遣わない子どもでした。
 
顔を洗ったり歯を磨いたり、服の汚れた所を拭いたり。
 
そういったことが全くできない子どもでした。
 
忘れ物や宿題の不提出も多かったです。
 
そもそもなぜ宿題をやらないといけないのか、真剣にわからなかったのです。
 
また体も小さく、列を作るときはいつも先頭でした。
 
運動神経も悪く、ドッジボールではいつも逃げ回ってばかりでした。
 
僕の住んでいた環境も影響しています。
 
僕の家は貧しく、雇用促進住宅という公営の住宅に住んでいました。
 
一方その他周りはというと、すべて新築の一戸建てばかりが立ち並んでいました。
 
一戸建てが帰る家庭は、中流以上の階級です。
 
僕だけが、底辺の階級にいました。
 
いじめの条件はすべてそろっていました。
 
僕に肩が触れた人は、露骨に「うわっ、きたなっ!」と言って肩を拭う仕草をします。
 
グループを作るときも、わざと机が触れないように離されます。
 
理由もなく暴力を受けるときも多く、頭を切ったときもありました(そのときの傷跡はまだ残っています)。
 
上履きや靴が隠されることもしょっちゅうです。
 
ようやく買ってもらえた自転車の鍵を取り上げられ、土に埋められた時もありました。
 
学校の先生も味方はしてくれません。
 
毎日のように忘れ物や宿題を出してこないような子供は、迷惑なだけだったのでしょう。
 
いじめられたことを言っても、その場の注意だけでおしまいです。
 
学校の成績だけはよかったですが、それも周りには面白くなかったでしょう。
 
それを言いがかりにして蹴られたりしました。
 
僕の学区は小学校から全員そのまま中学校に持ち上がる形だったので、この構造は中学を卒業するまで変わりませんでした。
 
中学に入ると優しい友達もできたりしましたが、いじめの構造はそのままです。
 
卓球部に入部しましたが、そこにもいじめる生徒がいて、平然と台を占拠して練習に加えまいとしていました。
 
僕は練習の時間が終わるまで、ぽつんと台の横に立っているしかありませんでした。
 
 

 貧困~格差による差別、父の浪費~

 

 
僕の家は他から見ても相当お金に困っていたと思います。
 
僕は長男ですが、服はだいたいお下がりでした。
 
いとこからもらったものが多かったです。
 
僕が小学校の頃はスーパーファミコンが流行していました。
 
 
みんな学校が終わるのを心待ちにし、放課後になれば誰々の家に集合と約束をして学校を駆け出していきました。
 
でも僕の家にはそれを買う余裕がなかった。
 
僕のうちだけがそのひとつ前のファミリーコンピューターのままでした。
 
貧困の苦しみとは、物やお金がないことそのものではありません。
 
厳然と可視化される格差がそれを生み出すのです。
 
ましてや子供の世界では、その可視化された格差は僕を除け者にする格好の材料となりました。
 
休み時間などに交わされる会話には、当然僕は入れません。
 
中にはわざと聞こえるようにそういう話を僕の近くでする人もいました。
 
僕の父は運送会社で働いていました。
 
中途入社の現業職ということもあり、お給料はあまりよくなかったのかもしれません。
 
母はパートを二つ掛け持ちしていました。
 
僕と弟は学童保育に入れられることもなく、鍵っ子となりました。
 
父も母も遅くまで働いていましたが、うちが裕福になる兆しは一向に見えませんでした。
 
理由は父の浪費癖です。
 
父は車を頻繁に買い替えていました。
 
2年に1回は替えていたように思います。
 
ローンで払っていたようですが、今の車のローンが払い終わらないうちに新車を買っていたときもありました。
 
他にもこまごまとした余計なものを買っては母と喧嘩になっていました。
 
 

 父の暴力~家にも居場所がない~

 

 
父は暴力の激しい人間でした。
 
僕も弟も、そして母も、常に父の暴力におびえながら暮らしていました。
 
父は相手が女子供でも容赦をしません。
 
母がおなかを蹴り上げられ、床にうずくまって嗚咽していた姿は今でも忘れられないです。
 
僕が寝ていたところを突然襟首をつかまれ持ち上げられ、殴られたこともありました。
 
ものすごく長時間の罵倒と暴力を受けたときもあります。
 
5時間ほど直立不動をしていたでしょうか。
 
5時間ぶりに動くことを許されたときは、全身の関節がバキバキと鳴っていました。
 
父の機嫌が悪ければ、何をされても文句が言えない。
 
父が我が家の絶対法規だったのです。
 
中学のいつの頃か、父が家に帰ってこなくなりました。
 
このまま帰ってこなければいいと本気で思いました。
 
今思えばあれは別居状態にあったんだなと思います
 
 

 高校時代 ~「晴れ」~

 

 

 高校時代前半~栄光の時~

 

 
高校は地元から離れたところに進み、いじめとも決別することができました。
 
あの頃が僕の中での革命ともいうべき時期でした。
 
忘れもしない1997年4月、僕は宮城県立宮城野高校に入学しました。
 
宮城野高校はとても風変わりな学校でした。
 
校則なし、制服なし、部活なし、修学旅行なし、学園祭なし・・・・
 
ないものばかりの学校、それが宮城野高校です。
 
入学した日のことはいまでも忘れません。
 
出席番号1番の女の子は、髪を真っ赤に染めて、ピアスを7個もしていました。
 
ちょうど入学の時期に学校の隣にツタヤができ、校庭を斜めに横切って入会の列をなしたのは楽しい思い出です。
 
友達もたくさんできました。
 
進学校でありながらアウトローな空気も濃く、僕自身煙草や酒に手を出し、みんなで近くの公園で遅くまで盛り上がっていました。
 
部活がないため放課後は暇でした。
 
友達と遊んでばかりでは飽きるので、暇な時間を使って勉強していました。
 
そのころは成績もよく、常に上位をキープしていたと思います。
 
もう僕をいじめる人間は一人もいない。
 
やりたいことはなんでもできます。
 
成績も絶好調。
 
順風満帆に見えた高校生活でしたが、それも長くは続きませんでした。
 
 

 高校時代後半~暗雲~

 

 
高校2年生の秋に両親が離婚したのです。
 
父は長いこと家を空けていたので、離婚と言っても家庭環境は変わりませんでした。
 
「離婚?別に俺には関係ないし」
 
そんな風に思っていたはずでした。
 
しかしこの時を境に、僕の人生に暗雲がたれこみ始めました。
 
勉強が手につかなくなったのです。
 
そろそろ受験を意識する時期。地元には東北大学があるので、そこへ向けて猛勉強するべきときでした。
 
しかし僕は糸が切れたかのように、勉強しなくなりました。
 
一時は自分に発破をかけて取り組むのですが、すぐに飽きて投げだしてしまいます。
 
ちょうど時代は携帯電話やPHSがはやり始めたとき。僕は友達とずっと携帯で話していたり公園で遅くまでわいわいしていました。
 
成績はみるみる急降下。赤点までとるようになり、順位も3桁台まで下がっていきました。
 
今思えば両親の離婚により自暴自棄になっていたのかもしれません。
 
社会、家族、自分・・・・それらへの信頼が崩壊していたのでしょう。
 
「まー別に現役で受かんなくても浪人すれば余裕っしょ?」
 
そんなふうに考えていた僕は現役時はおろか、浪人時でも勉強せず第一志望に落ちました。
 
 

 大学時代 ~「曇りのち晴れ」~

 

 

 大学寮~格安家賃、虫や人との同居生活~

 

 
大学は仙台を離れて埼玉の大学に入りました。
 
一人暮らしをする余裕はなく、大学の寮に入りました。
 
三人部屋で光熱費・水道代込みで月8,000円。安い分、環境はなかなかすさまじいものがありました。
 
ゴキブリがうようよいて、寮の会議をする大きな畳敷きの部屋ではゴキブリの足音が響いていました。
 
「カサカサ」などではなく、本当に「ドタドタ!」っという足音がするのです。立派に肥え太ったゴキブリが幅を利かせていました。
 
ルームメートは3年生の二人。とてもいい人たちでした。ただ一人が女子寮の彼女を毎日のように部屋に呼んでくるので、あまりくつろげる時間はありませんでした。
 
でもこの寮があるおかげで僕は親元を離れられたと思います。寮費の安さがなければ僕は仙台を出られなかったでしょう。
 
 
 ゼミ ~序盤からやる気出ないものの、途中から猛チャージ~
 
 
僕の学部は2年生になる前に、入るゼミを決めることになっています。
 
ちょうど時代は2001年。9.11テロが起きたころです。
 
「やっぱ時代はアメリカかな?」
 
そう安易に考えた僕は、アメリカ研究のゼミに進みました。
 
しかしこのゼミは他と比べてとても厳しいところだったらしく、実際僕も2年生の前半は大して講義には出ず寮で寝ていました。
 
ところがあることきっかけに「僕はこのゼミで目立てるかもしれない!」と思い立ち、一生懸命勉強し始めました。本を読みまくり、洋書をアメリカから取り寄せ、東大など他大学の講義も聞きに行きました。
 
実際この姿勢のおかげでゼミの中ではいい位置を取れていたと思います。
 
今の妻とはこのゼミで知り合えました。2年生の頃はゼミに出ずに「このまま留年かなぁ」と思っていた矢先に妻が編入してきたので、あのとき頑張っておいて本当によかったなぁと思います。
 
 

 サークルはESS~やりたい放題。慶應も倒した。~

 

 
サークルはESSに入りました。英語部とも言えますかね。
 
英語を使って他大学とディスカッション、ディベート、スピーチなどをします。
 
この他大学に出かけるというのが僕にとっては楽しくて仕方ありませんでした。
 
特に2年生の夏休みになってからはESS好きに拍車がかかり、休み中に他大学に手紙を書きまくって大会に紹介してもらっていました。なぜか神戸大学にまで手紙を出していました(笑)
 
4年間で出かけた大学の数は延べ35校。こんなに他大学に行った大学生はなかなかいないのではないでしょうか?
 
一番忘れられない思い出と言えば、初めて出たディベート大会です。当時優勝候補筆頭と言われた慶應義塾大学と第2試合で当たってしまったときのことです。
 
当時の僕たち(ディベートは二人制なのです)は準備の余裕がほとんどなく、練習試合すらできない状態でした。大会はぶっつけ本番です。もともと僕たちのESS自体も弱小レベルでした。
 
一方の慶應義塾はと言えば、何度も優勝経験があり応援部隊も含めて20人くらいは来ています。僕のESS全体の2倍はいそうです。
 
慶應義塾VS埼玉・・・誰の目から見ても勝敗は明らかでした。
 
しかし僕たちはこの負け戦をひっくり返しました。全く聞いたことのない論陣を張られパニックに陥る中、必死になって相手の弱点を探し、そこを必死に攻めました。
 
自分たちの論陣を守る余裕などありませんでした。攻めて攻めて攻めまくる。重厚な鉄鋼で覆われた戦車に対して、僕たちには今にも折れそうなボロボロの竹槍を突き刺すしかなかったのです。
 
しかしそんながむしゃらな攻勢が審判に響いたのか、軍配は僕たちに上がりました。
 
勝敗が発表されたとき、僕たちは大喜びに湧いてお互い抱き合いました。僕たちの奮戦は審判の間でも話題になり、「埼玉旋風」と呼ばれました。なんだか今年の「金農旋風」みたいな感じです。
 
試合の後は審判からの講評があります。そのとき言ってもらった言葉は、僕の一番の宝物となりました。
 
「君たちのディベートは、ディベートらしさが全くない。格好悪いところばかりだ。でもあきらめずに必死に攻撃する姿が素晴らしかった」
 
「君にはディベートの才能がある。君はディベートを続けるべきだ」
 
 
 
「才能がある」・・・・今まで言われたこともない言葉でした。
 
学校ではいじめられ、父親からは虐待され、ずっと居場所のなかった僕。高校の時は遊んでばかりでしたが、開放感はあれど充実感はあまりありませんでした。
 
そんな僕が必死にがんばって、つかむことのできた「才能がある」という言葉。
 
僕はもうその時点でディスカッションを担当することになっていたので、ディベートの道に進むことはかないませんでした。しかしこの言葉のおかげで、その後の仕事人生において成績を残すことができたように思います。
 
 

 新卒の会社~「雨」~

 

 
大学卒業間近の頃、母がガンになりました。大学を1年休学して仙台に戻り看病したのですが、手術の甲斐なく再発してしまい、亡くなってしまいました。
 
僕は研究者になりたかったので大学院に進む予定でいたのですが、母が亡くなってはそうは言っていられません。一年遅れで就活を仙台ではじめ、流通大手から内定を得ました。
 
ここがブラック企業でした。
 
入社初日から2週間近く福島のホテルに監禁です。初日から「君たちは何もできない存在だ!」と罵倒され、夜中まで研修という名の罵倒大会が続きました。
 
研修後も課題が出され、おちおち寝てもいられません。グループを作らされ、課題の不提出は連帯責任とされました。
 
丸刈りにしないと怒られるらしい」・・・そんな噂も新入社員間で流れました。実際人事の社員がバリカンを持っており、そのまえに新入社員たちが列を作って坊主にされるのを待っています。
 
「こんなの狂ってる!」そう思った僕は丸刈りの列に並びませんでした。でも別に怒られませんでした。人事もわざとそういう噂を流して「自主的に」丸刈りをさせているのでしょう。今考えても卑劣な手です。
 
その会社には1年半いたのですが、いま思い出してもひどい会社でした。休日出勤サービス残業は当たり前。当時の店長は高校野球の名門校でプレーしていたらしく、サービス残業のことを「今日も特訓だな」などど言っていました。
 
定時の時間になると「よし、チームミーティングだ」などと言って僕らを呼びつけ、店内のお菓子や飲み物を買いに行かせてはどうでもいい話ばかりしていました。基本的に風俗かパチンコの話しかしません。
 
忘年会の席で副店長に殴る蹴るの暴行を受けたときもありました。前触れもなく殴られました。あとで聞いたら日ごろの僕の態度が気に入らなかったとのこと。この件を店長に訴えた所、僕が別の店舗に飛ばされました。
 
頭がおかしくなりかけたころ、ちょうど妻の住む茨城の街で職員の募集が出ていました。締め切り間際だったので僕はすぐに申し込みをし、ボーナスを公務員スクールに投入しました。仕事しながらの受験勉強は大変だったけど、妻のサポートもあり無事合格することができました。辞めた日の清々しさは今でも覚えています。
 
 

 公務員時代 ~「晴れのちくもりのち雨」~

 

 
 市民課からスタート~環境に恵まれる~
 
 
晴れて公務員となった僕は、市民課へと配属されました。住民登録や戸籍管理などをする部署です。
 
ここの部署では先輩や上司に恵まれて良い時間を過ごすことができました。
 
非常にリーダーシップに優れた上司の方がいて、次々に新規事業を打ち出し毎日目の回る忙しさでした。でも嫌ではありませんでした。社会でやっていけるという自信を深められたのがこの時期です。この上司の方の下にいなかったら、いまごろどうなっていたかわかりません。
 
このころに妻と結婚しました。この時期は他の職員の結婚も続き、部署全体がお祝いムードに包まれました。今考えても幸せな時間でした。
 
そのころはスパルタ接遇講師として当時人気になっていた平林都先生がうちの研修に来ていました。僕は接遇が割と好きなので(その後サービス接遇検定準一級を取得しました)この研修は全く苦ではなかったのですが、日ごろ偉そうにしている人が平林先生にビシバシ指導されている姿は見ていて面白いものがありました。平林先生の研修には特段特別なスキルが必要なわけではないのですが、最低限の対応ができていない職員が多かったので先生も指導のし甲斐があったのでしょう。
 
ちなみにこの時期に第一子となる長男も生まれました。
 
 

 収納課へ異動~残業を撲滅。やりすぎて暇になる~

 

 
市民課に4年いた後は収納課へ人事異動となりました。
 
税金の出納管理をしたり還付事務をする部署だったのですが、ここが残業が多い課ワースト3に入っていました。
 
先に市民課から異動していた先輩がいたのですが、その先輩からは「初日から覚悟しといてよ」と釘をさされました(笑)
 
僕は残業が大嫌いな人間でした。今でもそうです。時間を切り売りするような感覚が我慢なりませんでした。定時内の業務を軽んじる風潮も嫌でした。
 
行ってみたらなるほど、みんな忙しそうです。でも本当になんとかならないかな? 僕は一生懸命考えました。
 
4月から5月はとにかく「残業をしない」に関する本を読み漁りました。床屋さんで髪を切ってもらいながら読んでいた時もあります。役所には存在しない「仕事の効率化」を、なんとかこの手で実現したい。残業カットに向けて僕の闘志はメラメラと燃えていました。
 
6月までは悪戦苦闘していたのですが、7月から目に見えて改善の傾向が見えました。「この業務がある日は残業決定」という日があったのですが、僕はわざとその日に課の飲み会をぶつけてもらいました。残業になれば飲み会は流れます。課の飲み会の命運を賭けた背水の陣です。
 
その日の朝から、業務は怖いほど順調に進みました。前もって作業をすべてエクセルでデータベース化して管理していたため、舞い込んでくる業務はすべてこのエクセル上で完結します。4時を過ぎるころにはほとんどの業務が終わってしまいました。
 
全ての業務を終えて、仕事は定時で完了。効率化が残業地獄を打ち滅ぼした瞬間でした。その日のお酒は格別においしかったです(笑)
 
その日を境に、残業することは全くなくなりました。その理由に一つには効率化の他に、お世話になったある先輩がいてくれたからです。
 
その先輩も大変優秀な方でありながら、残業地獄に苦しめられていました。数字合わせのためゴールデンウィークに出勤していたときさえあります。その先輩が僕に目をつけてくださり、「この業務、なんとかならないか?」と仕事の話を持ち掛けてくださいました。
 
その先輩の姿勢は、けっして部下に仕事を押し付けようというのではなく、対等の立場で仕事に立ち向かってくれないかという決意のようなものが感じられました。そのような姿勢を見せられては、僕もやらないわけにはいきません。その仕事について一生懸命取り組みました。
 
先輩は仕事に妥協のない人でした。僕ががんばって作成した書類でも、「まだだ、まだやれるはずだ。もっとできるだろ、やれ」と返されます。信頼関係のない上司と部下だったら軋轢を生みかねない言葉ですが、先輩の僕への信頼が厚いことはよくわかっていたので、「わかりました」と引き受けて再度チャレンジします。
 
そうして作り上げたデータシートは、我ながら完璧なものとなりました。いままで1日かかっていた仕事が、2秒で終わるようになったのです(笑)
 
「ほらな、言っただろ。お前はできるんだよ。俺もうれしいよ」
 
そう言ってくださった先輩への尊敬は、今でも薄れることがありません。いつまでも一緒に仕事していたい。本気でそう思える先輩でした。
 
しかし人事とは無情なものです。その先輩も一年しか一緒に仕事ができず、先輩は他の部署へと異動となっていました。
 
残業地獄だった僕の部署は、いまやベスト3に入るほど残業のない部署へと様変わりしました。かつてこの部署に所属していた他の先輩などは、「え、なんでそんなに早く帰れるの?」と不思議な顔をしていました。
 
しかし、効率化を進めすぎたのが仇となったのか、今度は仕事がなくなりすぎてしまいました。突発的に忙しくなることはあるのですが、基本的にはすぐ終わるような仕事ばかりが残りました。
 
8時半に出勤するのですが、本気を出せば9時で仕事が終わってしまいます。でも定時は5時15分です。
 
そこから3年、時計を眺めて過ごす日々が始まりました。僕は課題を解決するのは得意ですが、自ら仕事を作り出すのは向いていませんでした。この3年間についてはもったいないことをしたなと今でも思います。
 
この無為な時間が、のちのちのうつ病の素地となったかもしれません。
 
ちなみにこの時期に第2子となる長女が誕生しました。
 
 

 農政課 ~そしてうつ病へ~

 

 
収納課に4年在籍した後は、農政課へと異動となりました。農業に関する交付金を担当する仕事に就くことになりました。
 
この仕事を契機に、僕はうつ病になりました。詳しくは別の日記で書こうと思いますが、この交付金の在り方について僕にはフィットしませんでした。人間関係もきつかったです。
 
農政課に配属された年度末に療養休暇を取り、6月に一度復帰した物の、8月にまた仕事に行けなくなってしまい休職となりました。
 
このころは「死にたい」という気持ちに取りつかれていました。正直、今でもこの「死にたい」という気持ちが心をむしばむときがあります。うつ病は心のガン。いつでも再発の恐れがある病気なのです。
 
市役所でこれからやっていくビジョンを見失い、結局農政課2年目の年度末に退職することになりました。
 
 

 現在 ~「雨時々晴れ」~

 

 
市役所退職後は民間の会社に勤めるつもりでしたが、そこも雇用契約を結ぶことなく2週間で辞めてしまいました。
 
「これからどうしようかな~」と悩んでいたころにネットで見つけたのが、いま参加している田舎フリーランス養成講座です。
 
正直、前途洋々・・・などとはとても言えない状況です。気持ちが暗くなる時も多いです。
 
でも、休職していた時のような閉塞感は今はありません。自分の力でやっていこう。今はただそれだけ考えています。
 
 

 まとめ ~終末にかけて快晴の予報~

 

 
ここまでの長文、読んでいただき誠に感謝いたします。子供の頃の悲惨な時代は、正直いまでも思い出したくない時期です。
 
でも僕の人生全体を俯瞰してみると、波はあるものの段々とよくなってきているように思えるのです。スタートが悲惨だった分、今の状態が幸福に思えます。
 
僕の尊敬する人に植松伸夫さんという人がいます。ファイナルファンタジーの音楽を作られた方です。その方の著書に、「人生思うがまま」という本があります。
 
まさに「人生思うがまま」だと僕も思うのです。確かに思うようにならない局面もありますが、思わないことは少なくとも実現しないのです。
 
いまこれを読んでくれている中高生の方もいらっしゃるかもしれません。その中には苦しい状況の方もいらっしゃるでしょう。
 
「もうどうせこれからいいことなんかないだろうな」と思うときもあるのではないでしょうか。僕もそんなようなことをぼんやりと思っていました。今でも時々思います。
 
でも、まだ何も決まってなどいないのです。「明るい未来が待っている!」などとは僕も言えませんが、一方でこれからも悪いことばかりが起こるなどとも決まっていません。
 
何にもまだ決まっていないのなら、楽しい方に考えたほうがいいじゃないでしょうか?確かに苦しい時は苦しい。僕も毎日苦しい時があります。日中に寝込んじゃうことだってあります。大人の中には皆さんと同じように苦しい思いを抱えている人がいます。
 
そんなときは無理せずあきらめること。学校や部活だって行かなくてもいいんです。事実僕も会社を3回も辞めました。でもいまは普通に生きています。
 
あきらめるというと、後ろ向きな印象を受けますか?でもあきらめることで、自分の中の無駄なものをそぎ落とすことができます。そうするととても身軽になれるのです。嘘だと思うならぜひやってみてください。大丈夫、学校や部活に行かないくらいで人生ダメになることなどありはしないのですから。
 
 
 
学校に通わなくても、起業して成功した人がいます。
 
小畑和輝さんと言います。
 
家で30000時間もゲームをしていたそうです。
 
すごいですよね。
 
 
 
長文お付き合いありがとうございました。また折に触れて僕自身のことについて書いていけたらと思います。